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本車は前章と同じマッカ初期に啓示された章で,その一部ともいえる。もしクライシュ族が真にマッカを愛し,その地理的な位置や安全境のお陰で,通商上の利益を享受していることを考えるならば,唯一の真主を崇拝し,その啓示を受け入れるべきである。
慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において。  
クライシュ族の保護のため,1
   
冬と夏のかれらの隊商の保護のため,(そのアッラーの御恵みのために)2
   
かれらに,この聖殿の主に仕えさせよ。3
   
飢えに際しては,かれらに食物を与え,また恐れに際しては,それを除き心を安らかにして下さる御方に。4