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聖クルアーン
» 棕櫚 (アル・マサド)
本章は最初期のマッカ啓示で,残酷な迫害の特別の場合である。悪は結局失敗のほかはなく,自分の手が自らを滅すもので,富も地位も用をなさないという一般的な教訓である。
慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において。
アブー・ラハブの両手は滅び,かれも滅びてしまえ。
1
かれの富も儲けた金も,かれのために役立ちはしない。
2
やがてかれは,燃え盛る炎の業火の中で焼かれよう。
3
かれの妻はその薪を運ぶ,
4
首に棕櫚の荒縄かけて。
5