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聖クルアーン » 圧倒的事態 (アル・ガーシヤ)
本章は,第1節の冒頭の語にちなみ,圧倒的事態章と名付けられる。マッカ初期の終り,開教第4年頃の啓示である。来世における真の清算が決定される日の,善と悪との運命が,対照的に記される。アッラーの種々のしろしは現世においても,清算の日をわれわれに気付かせる,それはアッラーが,至善,公正であられ,創造は至当な目的のためのものであるためである。
慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において。 かれらは骼駝に就いて,如何に創られたかを考えてみないのか。
17 また山々に就いて,如何に据え付けられているか,
19 だからあなたは訓戒しなさい。本当にあなたは一人の訓戒者に外ならない。
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